ブレイクの隣人

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  • サイズ B6判/ページ数 406p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760146444
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

1792年、海の向こうから、遠くフランス革命の叫びが聞こえる時代。大都市ロンドンの迷宮を駆け抜ける子どもたちの姿があった。『無垢の歌』『経験の歌』の調べにのせて、彼らの行きつく先は―詩人であり画家、ウィリアム・ブレイクの生きた街。光と影の交差する世界を、鮮やかに描く。無垢なる者の守護神と霧の都の物語。ヨーロッパ歴史ノベル・セレクション第2弾!

著者等紹介

シュヴァリエ,トレイシー[シュヴァリエ,トレイシー] [Chevalier,Tracy]
1962年ワシントンDC生まれ。オーバリン大学卒業後の1984年から、ロンドン在住。出版社に数年間勤務した後、イースト・アングリア大学大学院で創作文芸を学ぶ。長編第2作『真珠の耳飾りの少女』(白水社)は世界的なベストセラーに

野沢佳織[ノザワカオリ]
1961年東京生まれ。上智大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

33
『真珠の耳飾りの少女』で実在の画家フェルメールと虚構の少女フリートの物語を書いたシュヴァリエが再び現実と虚構を引き合わせた。現代にも影響を与えている詩人・画家であるがその反面当時の人々にはさっぱり受けず、かえって反発を喰らっていた。そんな彼にシュヴァリエがぶつけた虚構は、ジェムとマギーというロンドンで暮らすどこにでもいる少年少女。ジェムはド―セットシャーから大都会にやってきた田舎のネズミ、マギーはロンドンの裏も表も知り尽くした街のネズミといった態。二人とウィリアム・ブレイクの初対面シーンがショッキング。2016/04/23

tom

18
表題に出て来るブレイクは、ウイリアム・ブレイクのこと。この人、トマス・ハリスの小説「レッド・ドラゴン」に出て来た版画の作者。おお、ブレイクと思って、wikを見ると、「博士の愛した数式」や大江健三郎の小説にも出て来るとのこと。そうか、ブレイクは想像力を刺激する人だったのだ。でも、ブレイクの描いた図版は、私にとっては少しも魅力的ではない(笑)。ところで、この本は、けっこう魅力的。ブレイクは端役、主人公はロンドンの街中で面倒な兄貴や威圧的な両親と暮らす少女。その彼女の、愛と成長の物語。楽しんで読了。2023/11/07

秋良

14
詩人ブレイクとロンドンの生活を、無垢と経験を擬人化した二人の子供を通して見つめる。田舎から出てきて都会で生きていく経験を積む少年と、すれていても無垢な部分を失わない少女の交流と成長が微笑ましい。ただマギーの秘密は簡単に予想がつくので終盤まで引っ張る必要があったのかは疑問。善人でもあり悪人でもある普通の人々と、そこから一段上にいて独特な世界を見つめるブレイクの対比も、ブレイク目当てに読んだ人には物足りないかもしれないけど、前情報なしに読んだ私にはちょうどいい塩梅だった。2023/01/21

ぱせり

13
18世紀末のロンドンにしばし連れていってもらった。子どもたちとあっちの通り、こっちの通りを歩きまわった。「相反する二つの間にあるもの」という言葉。相反するものばかりの町のど真ん中に立つ大きな人は、大きいけれどほとんど見えない。そのような姿にブレイクを描いたのだろう。ジェムの母と姉が作っていたボタンが気になる。どんなものなのだろう、と憧れる。 2016/06/26

紀梨香

4
神秘的な版画を描いたウィリアム・ブレイクについて知りたくて読み始めたら、ブレイク家の近所に住むジェムとマギーのお話が中心で、肩透かしな印象。むしろ「アストリーサーカスの隣人」というタイトルにした方がよいのでは…と思えるくらいブレイク夫妻の影が薄いのが残念でした。2016/06/21

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